やりたいことが決まっていない人に、アメリカの大学をおすすめしたい理由

「将来何をやりたいか分からないし、自分が何が好きなのかも分からない」という人も多いのではないでしょうか?こんな人には、アメリカの大学へ進学するのがおすすめだと思っています!その理由を説明したいと思います!
人生で成し遂げたいことは決まっていますか?
突然ですが、あなたは将来成し遂げたいこと、将来やりたいことが決まっていますか?
もし決まっているのであれば、あなたはすごく幸運な人かもしれません。
だけど、自分が何をやりたいのか。何が好きなのかもわからず、なんとなく今を過ごしている人も多いかと思います。
僕もそうでしたが、高校生の頃には、自分の将来やりたいことがまったく分かりませんでした。
でも、残酷なことに時間と社会は、選択を迫ってきます。
中学生の時は、どの部活に入るか、高校生では、理系・文系のどちらに進むべきか、どの学部?どの大学?なんの職種?どの会社?など。
人生は選択の連続です。
僕は、こんなふうに人生の選択に迷っている人には、アメリカの大学をおすすめしたいと思っています。
今日はなぜ、やりたいことが見つからない、わからないという人がアメリカの大学に向いているのかを説明したいと思います。
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日本の大学システムは今の時代にあっていない。
もしやりたいことが決まっていないなら、日本の大学へ進学することをおすすめしません。
なぜなら、日本の大学制度は、時代遅れすぎて、今の若者のニーズに合っていないから。
ひと昔前は、
自分の進路をなんとなく決める→大学と専攻を決める→学歴と専攻に見合った企業に就職→一つの専門性を磨く→定年までその会社に勤めあげる。というものでした。
しかし、僕らが生きるこれからの時代は、生き方が大きく変わる転換期に来ています。
「一つの専門性を磨く」という時代から「複数の専門性で業界の境を超える能力を身につける。」ということが求められる時代になるのです。
スティーブ・ジョブズは「点と点をつなげていくと、いつの間にか線ができる」と言ったが、あちこちハマっていくうちに、網の目のように散らばった点と点が思わぬところでつながるのだ。
1度深くまでハマり、あっさりと次へ移る。これからの時代は、そうやって80点取れるものをいくつももっている人が強い。
このようにホリエモンが言っている、多動力という力もその一つ。
これからの時代、いろんな専門性を素早く身につけて、別の業界でその知見を生かしイノベーションを起こす力が求められるのです。
こんなふうに時代が大きく変わっているのに、日本では未だに大学受験の時に決めた1つの学部で大学4年間を過ごさなければならないのです。
高校まで、国語・数学・化学・社会・英語などの教科だけしか学んでこなかったのに、大学ではいままで学んだことのない学部を選択するってリスク高くないですか?
入学後、学部が自分に合わないと思っても、変えることができない日本の大学システムなんて時代遅れだと思いませんか?
身近な例でいうと、僕には6つ上の姉がいるのですが、日本の4年生大学の心理学部に合格し、入学しました。
心理学部というのは、高校では学ぶこともなかったので、実際にどんなことを学び、どんな職業に繋がるのかということもわかりませんでした。
その結果、自分の進みたい職業と自分の高校生の時に選んだ学部とのミスマッチが起こり、結局、大学卒業後、専門学校に入り直したのです。
アメリカの大学の制度は?
では、やりたいことが決まっていない人におすすめするアメリカの大学の制度はどのようなものなのでしょうか?
アメリカの大学システムはこのようになっています。
大学1年目:一般教養課程
大学2年目:一般教養課程
大学3年目:専門課程
大学4年目:専門課程
大学1,2年次では、一般教養過程と呼ばれるコースに進み、3,4年次から専攻の専門過程に進みます。
一般教養課程というのは、大学が提供する様々なクラスの選択肢から好きなクラスを幅広く履修することができる過程になります。
数学、英語、科学などの馴染みのあるクラスから、フォトショップやコンピュータープログラミング、水泳やジムトレーニングのクラスなどの、一般的な日本の大学では履修できないようなクラスも履修可能です。
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2年次まで自分の専攻を決める必要なし
アメリカの大学にももちろん専門課程があるので、最終的には自分にあった専攻を決めないといけませんが、アメリカの大学では、2年次まで専攻を選択する必要はありません。
そのため、高校生の時に、自分のやりたいことが見つかってなくても、とりあえず大学に入ってからいろんな授業を受けてみて、自分に合った専攻を選ぶことができるのです。
ミスマッチが起こりにくい合理的なシステムです!
専攻の変更も簡単にできる!
アメリカの大学システムでは、専攻を決めるまでに時間があるので、ミスマッチが起こりにくいですが、万が一ミスマッチが起きたとしても大丈夫です。
一度専攻を選択し申請した後でも、他の専攻に変更することが可能です。(日本の大学では相当難しいそうですが、、)
大学を卒業するには、その選択した専攻の必修科目と単位を満たせば卒業できます。
そのため、専攻を変える希望書を出して手続きをし、変更した専攻の必修科目を履修さえすれば、簡単に専攻を変えることができるのです。
(競争の激しい専攻ではテストを受ける必要が出て来たりもするそうです。)
複数の専攻を選ぶことができる
先ほど、これからの時代、一つの専門性だけではなく、複数の専門性を持ち合わせコラボレーションすることが求められてくると述べましたが、アメリカの教育システムは、「多動性」を可能にしてくれます。
なんとアメリカの大学では、2つ以上の専攻を選択することができるのです。
例えば、今では、AIなどの人口知能が話題になっていますが、人口知能のさらなる発展には、コンピューターサイエンス学部だけでなく、 心理学などの組み合わせが最適なのではないでしょうか。
コンピューターのことだけを知っていても、人間の心理がわからなければ、完璧な人口知能が作れないでしょう。
このように、今までは交わらなかった組み合わせで学ぶことができるのがアメリカの教育の特徴です。
副専攻を選ぶこともできる。
1つの専攻で卒業するのも大変なのに、2つの専攻は時間的にもお金的にも正直きついという人もいるかもしれませんが、アメリカでは、副専攻を選び、学びの幅を広げることができます。
副専攻は、専攻よりも必修科目が少ないため、複数の専攻を選ぶよりも負担が少ないので、こちらもおすすめです。
まとめ
- 将来やりたいことが決まっていないのはあなただけじゃない。
- でもやりたいことが分からないなら、アメリカの大学に行くべき。
- アメリカの大学では、2年生次まで専攻を決断する必要なし。
- 一般教養課程で幅広く学び、自分にマッチした学部を選択することができる。
- これからの時代は、複数の専門性を持ち合わせた多動性のある人が求められる時代になる
- アメリカの大学では、複数の専攻を選ぶことが可能。
- アメリカの大学では、副専攻を選ぶこともできる。
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