カレッジ出願から合格までの全ステップを細かく説明します!

名門大学への近道は、コミュニティーカレッジに入学し、トップ大学に編入する方法と説明しましたが、英語が不慣れな方にとって、カレッジの複雑な出願を一人で行うのは少しハードルが高いかもしれません。
そこで、今回は、一人で簡単にカレッジへ出願ができるよう、出願全行程の一つ一つのステップを細かくご説明します!今の時代、留学エージェントに高いお金を払う必要はありません。
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パロマカレッジ(Palomar College)について
出願するカレッジによって必要な書類、出願方法が若干異なることがありますが、カリフォルニア州立のカレッジであれば、大きく変わることはありません。
今回は、僕がカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に編入する前に通っていた、パロマカレッジ(Palomar College)への出願方法をご説明したいと思います。
パロマカレッジは、カリフォルニア州南部のサンマルコスという場所に位置し、たくさんのプログラムがあるとても良いカレッジです。
プログラムが充実しているおかげで、好きなことをとことん学べます。サンマルコスの環境もとてもよく、充実した学校生活を送ることができました。
「他のカレッジに入学予定だけど、出願方法が分からない!」とお悩みの方がいましたら、いつでも連絡ください。
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出願から合格までのステップ一覧
パロマカレッジへの出願から合格までのステップは以下の4つになります。
ステップ1:TOEFLやIELTSなどの英語テストでカレッジの求めるスコアを取る
ステップ2:出願に必要な書類を入手、全て記入する
ステップ3:用意した書類を全てスキャンし、カレッジ指定のemailアドレスに送付
ステップ4:二週間後、合格通知が届く
それでは、上記ステップを細かく説明していきます!
ステップ1:TOEFLやIELTSなどの英語テストでカレッジの求めるスコアを取る
まず、アメリカのカレッジ・大学に進むので英語力は必須です。
日常英語力だけではなく、英語がネイティブのアメリカ人達と授業で競える英語力が必要になるのです。
そのため、カレッジは、授業についていける英語力を入学基準としています。
カレッジの求める基準を満たす方法は2つ
1.TOEFLやIELTSなどの英語テストでカレッジの求めるスコアを取る方法
この方法は、もっとも一般的で、TOEFLやIELTSでスコアを取ることでクリアできます。
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各テストにおける、カレッジが求める基準は以下
- TOEFL:PBT(Paper Based Test)470点、または、IBT(Internet Based Test)47点
- 英検:2級
- IELTS:5
- GTEC CBT:900点(それぞれのスコアが180点以上であること)
- ITEP:3.5
日本人おなじみの英検もあります!これは嬉しい。
また、パロマカレッジは、他のカレッジに比べ、TOEFLの基準が緩い傾向にあります。
しかし、カレッジのレベル自体はあまり変わりませんので、ご安心を。
TOEFLなどのテストを受けた場合は、そのスコアを出願前に必ず、カレッジに送りましょう。(Palomar Collegeのコードは#4602です。)
2. 条件付き合格・TOEFL免除プログラム(TOEFL Waiver Program)を利用する方法
カレッジの認める英語力を証明する別の方法が、条件付き合格のTOEFL免除プログラムという方法です。
これは、TOEFLスコアで基準を満たす代わりに、カレッジの認める語学学校のプログラムを受けることにより基準を満たす方法です。
TOEFLに苦戦している方も、カレッジに入る方法はたくさんありますので、自分に合う方法でスコアをクリアしてください。
これらのTOEFL免除プログラムを実施している語学学校についてはこちら→TOEFL Waiver Program(英語)
ステップ2:出願に必要な書類を入手、全て記入する
それでは、カレッジの出願でもっとも複雑な、必要書類についてご説明します。
パロマカレッジへの出願に必要なのは、以下の6書類。
A. 留学生用入学願書 (International Student Application form)
B. パロマカレッジ入学願書 (Palomar College Application for Admission)
C. 残高証明書 (Financial Statement)
D. 残高証明書の供述書 (Affidavit of Financial Support)
E. 高校卒業証明書 (Proof of High School Graduation)
F. 高校の成績 (Transcript)
それでは一つ一つ説明します。
A. 留学生用入学願書 (International Student Application form)
2018年用PDFのダウンロードはこちらから
★この書類の詳しい記入方法、記入例の説明はこちら
→パロマカレッジ・留学生用入学願書 (International Student Application form)の記入方法!
B. パロマカレッジ入学願書 (Palomar College Application for Admission)
2018年用PDFのダウンロードはこちらから
★記入方法、記入例の説明はこちら
→パロマカレッジ入学願書 (Palomar College Application for Admission)の記入方法!
C. 残高証明書 (Financial Statement)
残高証明書は、過去6ヶ月以内のもので、アメリカドルで$18,400以上の金額のものを用意します。
日本の銀行に円で資金がある場合は、銀行窓口に行き、ドルに換算した残高証明書を発行してもらうことは可能です。
残高証明書の書類をメールで送る必要があるので、スキャンしデータ化しておきましょう。
D. 残高証明書の供述書 (Affidavit of Financial Support)
PDFのダウンロードはこちらから
記入方法を以下に記載しました。参考にしてみてください。
E. 高校卒業証明書 (Proof of High School Graduation)
F. 高校の成績 (Transcript)
上記2つの書類は、出身の高校に行き、英語での書類発行を依頼する必要があります。
日本語であれば、すぐに発行してもらえるのですが、英語で書類を作成する必要があるため、発行まで少し時間がかかります。
そのため、余裕を持って発行依頼することをおすすめします!
ステップ3:用意した書類を全てスキャンし、カレッジ指定のemailアドレスに送付
これらの書類が全て揃ったら、すべてスキャンしましょう。
スキャンした際に、ファイルの名前ですが、わかりやすいように以下のようなファイル名にすることをおすすめします。
このようにすることで入学を審査する人が、どのファイルがどの資料かが、すぐにわかるようになります。
【書類ファイル名】
- 留学生用入学願書のファイル名→Your Name_International Student Application Form
- パロマカレッジ入学願書のファイル名→Your Name_Palomar College Application for Admission
- 残高証明書→Your Name_Financial Statement
- 高校卒業証明書→Your Name_Proof of High School Graduation
- 高校の成績→Your Name_High School Transcript
次にメールで出願するために、メールの本文を書きます。カレッジの出願のメールでは、長々と文章を書く必要はなく、簡潔にポイントだけを書きます。僕の方でフォーマット化しましたので、<>の部分だけ変更してメールを送りましょう。
【パロマカレッジの宛先】
【メールタイトル】
- Applying for <入学年・学期>(<Your Name>)
- 例: Applying for Fall Semester 2018 (Hamio Blog)
【メール本文】
Dear admission office of Palomar College
I am writing an email to apply Pallomar college for <Fall Semester 2018> as an International student from Japan. Please take a look at the attachments for following documents.
- International Student Application
- Palomar College Application for Admission
- Financial Statement
- Affidavit of Financial Support
- Proof of High School Graduation
- High School Transcript
I am looking forward to your reply.
Sincerely,
<Your Name>
ファイルを添付したら、メールを送信。
これで、出願完了です!
ステップ4:二週間後、合格通知が届く
TOEFLなどの基準スコアを満たしており、全ての書類が問題なく届けば、二週間後に合格通知が届きます。
★合わせて読みたい→カリフォルニア大学編入システムと入学するための裏技