僕がアメリカの大学を3年間で卒業した方法!

よく、「アメリカの大学に入学するのは簡単だけど、卒業が難しい」と言われていますが本当でしょうか?僕は、カレッジ2年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に1年、計3年で卒業することができました。今回は、どのようにして僕が3年で大学を卒業できたのか。そして、3年で卒業するとどんなメリットがあるのかを紹介したいと思います。
UCLAで1年間の飛び級
こんにちは!はみおです。
僕は、高校生の時に留学することを決意し、アメリカ・サンディエゴにあるパロマコミュニティーカレッジという短期大学に進学。
その後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)という4年制大学に編入学しました。
一般的に、学士を取るには、4年間の大学に通わなければならないのですが、僕が大学の学士を取るのにかかった期間は3年!
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で1年間の飛び級をすることができました。
具体的には、コミュニティーカレッジに2年間通い、編入先のカリフォルニア大学では、3年生を飛び級。4年生だけ通い、計3年間で学士を習得したという感じです。
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今日は、具体的に僕がどのようにして飛び級をすることができたのかをご紹介したいと思います。
大学を3年で卒業する利点とは?
まずは、大学を3年間で卒業するとどんな利点があるのかをお話しします。
僕が実際に感じたメリットは4つ。
1. 大学の学費を節約できた
これが一番大きな利点で、高い大学の授業料を1年間払わなくて済む+生活費もカットできます。
カリフォルニア大学の学費は本当に高いです。
例えば、
カリフォルニア大学ロサンゼルス校における1年間の授業料は、430万円。
カリフォルニア大学での1年間の生活費(寮などに入った場合)は、200万円。
2年間カリフォルニア大学ロサンゼルス学校に通うと、なんと1260万円もかかるのです。
しかし、UCLAで1年間飛び級することができれば、630万円節約することができます。
まだまだ高いのですが、学費の安いコミュニティーカレッジに2年間通い、カリフォルニア大学を1年間で卒業することができれば、大きく学費を節約することができるのです。
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2. 就活でアピールしたら、受けた企業すべてから内定をもらえた
僕の個人的な感想ですが、「3年間で大学を卒業した」というポイントは、就職活動でとっても有利になりました。
僕はボストンキャリアフォーラムという留学生の就活イベントに行ったり、企業に直接申し込んだりと、就職活動を経験しましたが、「3年で大学を卒業した」ということをアピールポイントとして使っていました。
結果、面接を受けた企業、ほとんどから内定を頂きました。
また、会社で早く入社した理由を答えるたびに驚かれています。
ということで、「大学を3年間で卒業した」という事実は、大学で学業に打ち込んでいたという印象を残すことができるので、大きなメリットだと感じました。
3. 同級生より早く実務経験を得ることができる
1年間早く大学を卒業すると、同級生の人よりも早く実務経験を得ることができます。
同級生が普通に卒業し、1年間遅く就職。新しく仕事を学んでいるうちに、僕は、大きなプロジェクトを任されることもあり1年間というのは大きな差だと感じました。
また、入社してから2年目、3年目くらいになると、インターンとして働く学生のメンターとして選ばれることもあったのですが、僕と同じ歳か、僕より年上の学生を面倒を見るという経験もしました。笑
このように、飛び級をすることにより、早くから実務経験を積むことができ、周りと大きな差をつけることができます。
それでは、早速僕がどのように3年で卒業できたか、その方法に迫ります!
条件さえ揃えばいつでも卒業できるカリフォルニア大学制度
僕が大学を3年間で卒業できた大きな要因は、「条件さえ揃えばいつでも卒業してもよい」というカリフォルニア大学のシステムのおかげとも言えます。
日本の大学のように4年間通わないといけないというルールがないため、カリフォルニア大学やその他のアメリカの大学では、条件さえ満たせば、いつでも卒業可能なのです。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)において卒業に必要な条件はこちら。
- 180単位を取得すること。
- その中の60単位は上級クラス(Upper Division)の単位を取得すること。
- 上級クラス(Upper Division)の60単位のうち45単位は、専攻のクラスで取得すること。
- UCLAでのGPAは2.0以上を維持していること
- 専攻からの必修科目を履修すること。
諸々の条件はあるものの、要するに180単位を3年で履修できれば卒業できる。ということです。
※クオーター制の場合です。
でも、180単位を3年間で終わらせることはかなり難しい、、、
180単位を3年間で履修すれば良いのですが、実際かなり難しいです。。
例えば、3年で180単位なので、1学期あたり20単位履修する必要があります。
1教科あたり3~4単位なので、1学期あたり6教科近く履修しなければならない計算です。
1教科あたりの課題が多いアメリカの大学において、普通の学生は、1学期あたり3~4クラス履修するのが普通と言われています。
そのため、3年で大学を卒業するには、勉強がかなりハードになり、厳しい条件となっています。
3年間で大学を卒業したい人は集まれ!
そんな中、カリフォルニア大学(UC)やカリフォルニア州立大学(CSU)編入を目指す人のために、編入サポートを行なっています!
僕の経験上、3年間で卒業するためには、カリフォルニア大学編入制度をしっかりと理解し、戦略的な履修計画を立てる必要があります。
何も知らずに3年で卒業をするための単位数を履修し高いGPAを維持するのは難しく、少し間違えると3年で卒業できなくなり払う必要のない学費を払う恐れも。
そのため、編入サポートサービスでは、以下の対策を行なっています。
- 履修計画
3年で卒業するための履修計画を立てます。1学期に難しい授業を多く履修するのは、留学生に取って非常に困難です。
カレッジでのクラスや教授情報を元に、難易度の高いクラスを一度に履修することを避け、無理なく高い成績を取れるようコントロールします。
2. カレッジのプレイスメントテスト対策
3年間で大学を卒業するには、初めのプレイスメントテスト(クラス分け)が非常に重要となります。
英語と数学のプレイスメントテストで悪い点数を取ってしまった場合、低いクラスに振り分けられ、2年間でカレッジを卒業できない恐れも。
そのため、プレイスメントテストの実際の過去問を使い、対策を行います。
3. エッセイの添削
アメリカのカレッジではエッセイの課題を多く出されます。
エッセイは、全体の成績に対し、非常に高い%を占めるため、しっかりとした対策を練る必要あります。
そこで、編入サポートでは、アメリカ人教師によるエッセイの添削サポートもしております。
これらは、実際にUCLAを3年間大学を卒業した僕だからサポートできることかなと思っています!
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最後に
アメリカの大学は入学するのは簡単だけど、卒業するのが非常に難しいと言われています。
しかし、しっかりと計画し、対策さえすれば普通に卒業できるし、早く卒業だってできると思います。
上記でも述べた通り、飛び級制度があるアメリカの大学で早く卒業することによりたくさんのメリットもありますので、ぜひトライして見てください〜!
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